【永久保存版】キャバクラのボーイの花形業務『つけ回し』を徹底解剖

『つけ回し』次第で固定客数がグッと増える

ボーイの役割は基本雑用だが、その中で一つ花形とも言える仕事がある。キャバ管で「つけ回し」と呼ばれる役目だ。つけ回しとは、フリー客に対してキャバ嬢を割り当てる仕事で、頭脳労働に分類できる。

ほとんどのお店はボーイにつけ回しをやらせているけど、新人がいきなり行うようなことはない。大抵はお店での経験を積んで、その後つけ回しを担当する感じだ。

あと、つけ回し役の近くにボードとタイマーが置いてあるけど、理由は分かるかな?実は時間や担当キャバ嬢を逐一把握する必要があるからだ。現在キャバ嬢がどこの席で誰の相手をしてるか?それを把握することが求められる。

一見簡単そうに思えるけど、実はこれがかなり難しい。その変わりに楽しい仕事だから、つけ回しをやりたがるボーイは多いね。それに固定客が増えるから、お店にとっても重要性が高いポジションだし、実績作りのチャンスにもなる。昇進・昇給を考えるなら、積極的にやりたい仕事だね。

つけ回しの大まかな流れ

つけ回しの流れを挙げると、次のような感じになる。

  1. フリー客に当てるキャバ嬢を数人ピックアップする
  2. キャバ嬢に席の担当をお願いする
  3. 了解を得たらキャバ嬢を席へ案内し接客してもらう
  4. 時間がきたらキャバ嬢を交代させる

基本的なつけ回しの流れは、3と4の繰り返しになる。ほとんどのお店は1セット60分だけど、この中でキャバ嬢を3~4人、だいたい15分~20分ごとに交代させるのが一般的だね。だからタイマーや時計は必須だし、キャバ嬢とのコミュニケーションも欠かせない。だってキャバ嬢に断られたら終わりだからね。日頃からキャバ嬢とコミュニケーションを取っておきたいところ。

固定客が増える理由

じゃあ、どうしてつけ回しで固定客が増えるのか?その理由は簡単だ。お客さんが好みのキャバ嬢を見つけられることにある。つけ回しは、交代する度にタイプが違うキャバ嬢をお客さんに当てる。すると交代の度にお客さんの反応が変わるんだよね。

反応がなぜ重要かって?お客さんの顔色や仕草を見れば好みのタイプが分かるからだ。

そうやってキャバ嬢を交代させるうち、お客さんの好みのキャバ嬢に当たったとする。そしたらお客さんが「お、この店いいじゃん」と思うようになって、次回来店に繋がるチャンスが増えるんだ。

お店に来るフリー客は、たいてい好みのキャバ嬢がいないと二度と来店しない。逆に好みのタイプがいれば、次来店してもらえることが多いんだ。

そして固定客が増えて、場合によっては太客(お金を沢山使うお客さんのこと)になる。

こうした理由もあって、つけ回しは重要性が高いし、お店の経営を左右する役割でもあるんだ。

つけ回しはキャバ嬢の選定とテーブルに着く順番が重要

ただ、どんなキャバ嬢でも当てたらいいわけじゃない。上でも書いたけど、お客さんの好みに当たらなきゃ全く意味がない。下手すりゃ来店1回限りで終わるし、お店での自分の評価を下げることになる。

だからつけ回しに入る前のキャバ嬢を選定する段階が非常に重要だ。誰を選ぶかだけじゃなく、それぞれタイプが違うキャバ嬢を選ばなきゃいけない。キャバ嬢それぞれの特徴も把握しておいたほうがいいね。

俺がつけ回しのときに意識していたコツを書いてみる。

1回目のつけ回しではどんな女の子がテーブルにつくかによってお店の第一印象が決まるから、結構重要。お客さんをよく観察して女の子を選定する。

2回目につけまわしでは1回目とは違うタイプの女の子を配置して、お客さんの好みを探る。

3回目のつけ回しでは延長時間前くらいのタイミングなので人気が高い、男ウケのいい鉄板のキャバ嬢を配置する。

無事に延長が出たあとは、今までのキャバ嬢とはまた異なるタイプの子を配置して、更なるお客さんの好みの傾向を探ったりする。

大体こんな感じかな。

テーブルへ着かせる順番も考えないといけない。連続で似たタイプを当ててもダメだし、お客さんの好みから外れすぎるのも考えものだ。

この辺は経験を積むしか無いけど、順番は常に考えておいたほうがいいよ。

つけ回しはキャバ嬢にとってもチャンスが広がる

つけ回しはお店だけじゃなく、キャバ嬢にとってもメリットがある。自分のお客さんを獲得できるチャンスがあるんだ。

キャバ嬢って、基本的に指名をもらえないと売れないし、お店での人気も出ない。特に入店したばかりの子にとっちゃ頭の痛い問題だ。偶然フリー客が場外指名する可能性もあるけど、限りなくゼロに近いね。せっかく出勤しても、待機が続くことだってある。

逆につけ回しなら、必ずお客さんを接客できる。たった15分程度だけど、そこから場内指名に繋がることがあるんだ。特にお客さんの好みだった場合、今後自分の顧客になってくれるチャンスもある。そして売上もアップして稼ぎも増えて、いつかは売れっ子になる可能性かもしれない。

そんな風に色んなチャンスが広がるから、キャバ嬢にとってのメリットも大きいんだ。

つけ回しを担うキャバクラのボーイには経験・洞察力・気配りが必須

ただし、つけ回し役は色んなスキルが必要になる。まず洞察力が欠かせないね。入店してきたお客さんを観察して、瞬時に好みのタイプを見抜かなきゃいけない。そのためにも経験が必要だから、フロントで受付する時に洞察力を鍛えるといいよ。今後つけ回しをする時に、その経験が活きてくる。

日頃からキャバ嬢と仲良くするのはもちろん、担当してくれたキャバ嬢への気配りも必要だね。キャバ嬢だって一人の人間で、もちろん苦手なお客さんもいる。もし担当させたお客さんが苦手なタイプだったら、つけ回しが終わった後に相当気疲れしてるはずだ。そんな時にねぎらいの言葉でも掛けられないと、キャバ嬢から嫌なボーイだと思われても仕方ないよな。だからこまめなフォローと気配りが必須になる。

こんな風に色んなスキルや経験が求められるので、新人が付け回し役をすることはない。大半は経験を積んだベテランか、お店によってはマネージャーや幹部クラスがやってるよ。逆に付け回しに選ばれたら、自分の実力を認められてる証になる。だから昇格を目指す前に、まず付け回しに任命されることを目標にするのも良いかもね。